
当院は、通院が困難な方を対象とした在宅医療を主に行っております。
2週間に1回程度、定期的な訪問診療にお伺いします。状態に合わせて週3回(末期の悪性腫瘍の場合は毎日)の訪問も可能です。
お近くの訪問看護ステーションと連携しての24時間対応も可能です。
高度医療機関へ適宜通院しながら、在宅医療を行うことも可能です。
ご自宅でのお看取りを希望される場合は、ご自宅での緩和医療を行います。
診療理念
Vision
「在宅医療の格差をなくす!」
在宅医療は「諦めの医療」ではありません。
私たちは、患者さんと共に最後まで最善を尽くし、生きる力を支えます。
Mission
「医療の力で、暮らしを豊かに」
どのような病状であっても、地域の皆様の健康を守り、幸せと安心を広げます。
思いやりの心をもって、その人らしい暮らしを支え、人生がより良いものとなるよう尽力します。
Passion
「情熱を持って患者さんと向き合う」
私たちは、一人ひとりの患者さんの病状変化を見逃さず、責任を持って対応します。
患者さんとそのご家族に寄り添いながら、最適な医療を提供します。
Communication
「多職種連携で、最高の医療と介護を」
在宅医療は、医療・介護・福祉の多職種連携なしには成り立ちません。
当院は信頼できる事業所と密に連携し、ご家族を含めたチーム全体で支えます。
多職種が一丸となり、患者さんにとって最善の医療・介護を提供します。
当院の3つの特徴

🚑 救急医が支える定期的な訪問診療
通院困難な患者様を中心に定期的な訪問診療を行います。急変時も迅速かつ的確に対応。安心して任せられる在宅医療を提供します。
🌿 在宅での緩和医療
がんや慢性疾患の末期など症状緩和が必要な場面でも、ご自宅での苦痛の少ない療養を実現します。麻薬管理やPCAポンプにも対応可能です。
🤝 多職種連携で地域を支える
訪問看護・介護、ケアマネージャー、病院との連携を重視しています。地域で完結する切れ目のない医療を提供します。
診療科目
訪問診療、在宅医療、内科、緩和ケア内科、外科
医師・開設者・管理者
院長 福井 英人
許可指定事項
- 保険医療機関
- 生活保護法指定医療機関
- 労災保険指定医療機関
- 結核指定医療機関
- 難病指定医療機関
診療報酬・施設基準
- 在宅療養支援診療所 (=別添1の「第9」の1の(3)に規定する在宅療養支援診療所)
- 在宅がん医療総合診療料
- 時間外対応加算1
- 機能強化加算
- がん性疼痛緩和指導管理料
- 在宅時医学総合管理料・施設入居時等医学総合管理料
- 在宅医療DX情報活用加算1
- 一般名処方加算
院内掲示
機能強化加算
当院は、「かかりつけ医」として以下の取り組みを行っています。
- 他の医療機関の受診状況およびお薬の処方内容を把握した上で服薬管理を行います。
- 健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関するご相談に応じます。必要に応じ、専門の医師・医療機関をご紹介します。
- 保険・福祉サービスに関するご相談に応じます。
- 夜間・休日等の救急時の対応方法について情報提供いたします。
- 当院の情報は、「医療情報ネット」を通じて検索いただくことが可能です。
情報通信機器を用いた診療の場合について
- 初診において、向精神薬を処方しないこととしています。
当院における医療DX推進体制の整備について
当院は令和6年6月の診療報酬改定に伴う医療DX推進体制整備について以下のとおり対応を行っております。
(1)オンライン請求を行っております。
(2)オンライン資格確認を行う体制を有しております。
(3)医師が、電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診療を行う診察室、処置室等において、閲覧又は活用できる体制を有しております。
(4)電子処方箋を発行する体制を有しております。
(5)電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については当該サービスの対応待ちです。(経過措置 令和7年9月30日まで)
(6)マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について、実績を一定程度有しております。
(7)医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して診療を行うことについて、当該保険医療機関の見やすい場所及びウェブサイト等に掲示いたします。
診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
医療DX推進体制整備加算:在宅医療DX情報活用加算
当院では、在宅診療における医療DXについて以下の対応を行ってます。
- 居宅同意取得型のオンライン資格確認等システムにより取得した診療情報などを活用して、計画的な医学管理の下に訪問診療を実施しています。
- マイナ保険証を促進するなど、医療DXを通じて医療を提供できるように取り組んでいます。
- 電子処方箋の発行及び電子カルテ共有サービスなどの医療DXにかかる取り組みを予定しています。
在宅医療情報連携加算
当院で行っている訪問診療では患者さんの同意の上、ICTツールを用い、多職種の事業所と連携をすることで、よりスムーズに情報共有を行っております。多職種連携の強化につながり、患者さんにとってもより安心してご自宅での療養を送っていただけると考えております。
【情報共有に使用するサービスの名称】
Medical Care Station
https://about.medical-care.net/html/
【主な連携機関】
< 医療機関 >
高橋内科小児科医院、たなべ春日野クリニック、福井内科医院
< 施設>
デイサービスとまと
< 訪問歯科>
ミモザ歯科、さおとめ歯科医院
<訪問看護ステーション >
ヒーローズ訪問看護リハビリステーション、あさひ訪問看護ステーション、IGL訪問看護ステーション、福井内科訪問看護ステーション、訪問看護ステーションオリーブ、もみじ訪問看護ステーション、てるてるぼうず訪問看護リハビリステーション、リハビリ訪問看護ステーションサポート、リハビリ訪問看護ステーションのの花、エコール訪問看護ステーション、みんなのかかりつけ訪問看護ステーション安佐南、医療介護センター、訪問看護ステーションかがやき、訪問看護ステーション絆
<保険薬局>
エスマイル薬局
一般名処方加算
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安全供給に向けた取り組みなどを実施しています。
そのなかで、当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の商品名ではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。
一般処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合でも、必要な医薬品が提供しやすくなります。
また、2024年10月の制度の改正にに伴い、患者さんの希望で先発品指定で処方した場合は、一部実費負担が発生する場合があります。
一般名処方について、ご不明点などがありましたらご相談ください。
明細書発行体制等加算
- 医療の透明化や患者の情報提供を推進していく観点から、原則として個別の診療報酬の内訳の分かる明細書を無料で発行しています。
- 明細書は保険点数として明記され、保険点数に10円を乗じた金額が診療費となります。